掲示板(N11月
掲示板(N11月
古歌には、日常の生活の「ありのままの姿」の中で、しみじみと感じる思い
が表現されているものが数多くあります。昔の人々の情感の宝庫でもあり、
教訓をも含んだ味わいの世界です。この和歌を詠まれた方も、どの様な時に
思い浮かんだのでしょうか。毎日、笑い声の絶えない穏やかな日々を過ごす
中、ふとこのように思ったのでしょうか。それとも、自身は修行の身であり
ながらも久々に帰りきた家庭の中に、幸せの答えを見出したのでしょうか。
あるいは、かつてはあって、今は失ってしまった思い出の中に、改めて何か
を気付かされたのでしょうか・・様々に感じることが出来ます。
台(うてな)とは周りを見渡すことのできる土台のことでもあります。
そして、物事を支えている基盤のことでもあります。外に向かい、何かを
成そうとするときに、微笑み・笑いに満たされた、信頼できる人たちとの
集いの場、は力の源となることでしょう。
南無阿弥陀仏