keizi版7月

keizi版7月

底浅き

7月・・は岡山県にとりましても、たいへんな夏の始まりになってしまいまし

た。月初めには、例年通りの「変わらぬ梅雨」の中、それなりの日常の生活

を過ごしていたのですが、週末に入るやいなや、雨の降り方が尋常ではなく

なってきていました。それでも6日にはまだ若干の余裕もあり、父、身内

などと一緒に総社市に昼食を食べに行くだけのゆとりが感じられておりまし

た。状況の重大さに次第に気づき始めましたのが、翌日の7日になってから

でした。法務のため、父親と赤磐市に向かう途中、いつもの道が通行止めに

なっていました。引き返し、旧2号線へと戻り、東へと進もうとしました。

しかし、こちらも東部で通行止めとのことでした。しかたなく、西大寺まで

出て、そこから赤磐市へと入ろうとしました。交差点に入る手前、数百メー

トルの渋滞。少しも車の列は動く様子がありませんでした。

そのうち、気が付いてみると、周りの田んぼから、水が溢れ出、道路は次第

に川のようになりだしました。どうにもならない状況を察知して、父と相談

して西大寺へと、引き返し、その日は自宅へと戻ることにしました。

そして翌日、ご本山の関係、県外の友人・知人などから立て続けに連絡を頂

きました。「西日本豪雨」を知ったのは、その時でした。

岡山県におきましては、今回の最大の被災地であります「真備町」・・・

その「真備町」に実家のある友人のことが気になり、すぐに連絡をとりまし

たが、電話は通じませんでした。そして、その晩遅く、友人からメールがき

ました。内容を見ますと、家屋は浸水してしまったものの、家族はボートで

救出され、無事であったとのことでした。ご家族は避難場所の小学校で生活

しておられるとのことです。また、知人などで行方不明の方々もおられると

のことで、辛い心中、お察しいたします・・・。

ただただ、今は、一日も早く、すべての被災地の日常がもどりますことを

念じ・・・。

              南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏

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